午後対策は自分に負けないこと
私が実際に受験してみて、基本情報技術者試験午後の勝因の半分は根性だったと思っている。およそ本気である。
過去問を解いたことのある方ならお分かりになろうと思うが、複雑でボリュームのある問題文を読み込んで理解する作業は相当骨が折れる。
はっきりいって胆力を試される試験だといっても過言ではない。
そして国語力。
論理的思考うんぬん以前に、正確に問題を読み取ることができなければ解答を導き出せない。そしてもちろん国語だけできても問題は解けない。
2時間半のあいだに、脳の疲労度メーターが振り切る瞬間がたびたびあり、足音を立てて迫りくる終了時間に打ちのめされそうになる。
ああもうしんどいから適当な選択肢を選んで終わりにしてしまいたい、という気持ちが幾度となく首をもたげてくる。
しかし、
いや、
まてよ、
ここであきらめたら、もう一度受けにくるのか?この苦行を?
と自問自答する。
そして、かの有名な台詞が脳内にこだまする。
あきらめたらそこで試合終了ですよ?
そうだ、今回なんとしても受かるんだ。
力を振り絞ってどうにか最後まで問題を解き終えることができた。安西先生ありがとう。
ポップコーンがはじけ飛びそうなほど頭の中はオーバーヒート状態。
試験終了後トイレに行くと、鏡にうつる自分の髪の乱れっぷりと顔のげっそり具合に力なく笑った。
こんなにしんどいのは私が40代だからだろうか。いや若者だってしんどいはず。
大事なことなので何度でも言おう。午後は最後まであきらめないこと。
勝因の残り半分については次のエントリで。